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Can Japanese still change the world?
”世界は誰にでも変える事ができる、次はあなたの番よ”

冗談のような話だが、シリコンバレーに来て、初日のディスカッションにて頂戴した言葉である。
スタンフォード大学の大学院を卒業したアーティストからだ。

”通説が何?あなたはexceptionでしょ?できるわ。”

彼女は真面目だ。
僕は、これがシリコンバレーの雰囲気なのか?とひどく驚いた。

さてさて、僕は今、マウンテンビューに来ている。

これまでIT産業に長らく従事しているものの、
サンフランシスコどまりでシリコンバレーまでは足を延ばしたことがなかった。
この度、IT産業の本拠地を知りたいと考え、ベイエリアに来たのだ。

サンフランシスコからはいり、マウンテンビュー(Google Global HQがある街)を拠点に、
サンタクララ、パロアルト、サニーヴェールあたりをうろうろしている。
ここのところの陽気は夏のようで昼間はとても暑い。

マウンテンビューの宿泊施設は、AirBnbで予約したLooky home という合宿所みたいなところだ。
1部屋に2段ベッドが3台程あり、それが3部〜4部屋あるため、最大で22名が泊まれるらしい。
2つしかないバスルームのせいで、時折トイレを我慢しなければならないのが難点だが、至って快適である。

ここには現在、チリ人、スペイン人、中国人、アメリカ人、日本人など背景の異なる約10名程度が宿泊している。
スタンフォード大学との共同研究や共同事業のために集まっている人がおおいのが特徴だ。
Dr. Ph.D も数名いる。

合宿所だけでなく、このエリアは興味深い。
ちょっとしたmeetupに参加した時ですら大勢のDr. PhDに出会う。
他の国、地域でもこのような経験をした事はない。

また、スタンフォードのMBA、Dr. PhD を取得していることだけで尊敬を集める事は不可能で、
「今、何をしているのか?」「これまで何をしてきたのか?」により重きがおかれる。
Googler やAppler(?)もたくさんいるため良い肩書きもあまり響かない。

meetup のsmall talk で端的に自身を説明できなければすぐに相手は興味を失ってしまう。
話す価値がない相手だとわかると、わかりやすく去って行く人も少なくない。
これもまたシリコンバレーなのだろうか。

さて、テーマは「Can Japanese still change the world?」である。
なぜこのようなテーマなのかというと、下記ニュースを紹介されたことからだ。

Massive breakthrough: Japanese scientists find a way to transmit energy wirelessly

要約すると、三菱重工が電気を無線転送する技術の実験に成功したという内容だ。
この技術により宇宙に設置された太陽光パネルで発電した電気を地上へ転送する事も夢でなくなるし、
それにより環境に優しい発電を実現できるのではないかという非常に素晴らしい発明だ。

このニュースは合宿所の人の中でも話題になり、「Congturations, Japan!」と祝福されたので、
"What do you think about Japan? Can Japanese still change the world?" と質問した。
そうしたら、「君が変えるんだよ」と。何を寝ぼけた事をいってるんだという反応だった。

別の機会でトルコ出身のロースクールに通う学生らと話をした際にも、
「日本はまじですごい、ソニーもトヨタもHONDAもやったじゃないか」と。
彼は日本のすごさを語る。

その時、僕は反論した。
JPY(日本円)の価値は下がり、元に戻ることはないと国内では報道されている。
東京は世界一物価の高い場所ではなくなったよ、と。

その結果、すごい励まされた。
日本が工業製品を輸出するのにいいじゃないか、と。
良いところに目をむけろと言わんばかりであった。

リーマンショック、震災以降の日本においては、「閉塞感」などという柔らかい言葉ではなく
特に若い人たちの中では「絶望」や「希望が見えない」といった雰囲気を共有しているのではないだろうか。
株高の恩恵も受ける事もなく、日々暗いニュースを聞かされ、日々忙しく働いていたら希望も何もない。

社会保障も北欧諸国のように手厚いわけではなく、仕事を失ってしまうことの恐怖、
社会から断絶されてしまう恐怖、将来への絶望的な不安感が大きいのではないか。
国民の年齢の中央値も間もなく50歳になるだろうし、国の借金も多い。

こちらの日系人2世の方によると、アメリカに数える程しかないJapan community は年々衰退してきており、
中国、インドといったコミュニティが拡大している事とは全く逆の事が起きているそうだ。
ハイテク企業で働く日本人の方も日本人同士はあまり助け合わないというようなことを言っていた。

スタンフォード大学へも1〜2年箔をつけにくる日本人はいるけれども、
彼らが何をしにこちらへ来たのかもわからないし、多くが企業派遣のため定着するわけでもないそうだ。
出張のためにこちらへ来る日本人は相応にいるようだがこれも一時的だ。

これらのネガティブな事実は日本人、日系人の自信を多少なりとも削っているように思える。

しかしながら、ネガティブなところに目を向けたら際限がない。
この土地で改めて教えられたのは、全ては心の持ちよう、環境によって人は変わるということだ。
国内にとどまっている日本人は海外にでる機会を増やすべきと改めて確信した。

”世界は誰にでも変える事ができる、次はあなたの番だ”
僕ら日本人はまだ世界を変える事ができるのだろう。
まずは、僕が本気で信じることにしよう。
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